日本の製造業のサービス化の特徴・課題分析と展望
日本の製造業は、長らくそのサービス化(製品販売に依存しない事業の多様化)の必要性が謳われながら、期待通りには進んでいないと言われています。企業コンソーシアム活動等を通じ、日本の製造業のサービス化の実像とその背景分析、今後の製造分野の事業のあり方についての検討を行っています。
介護支援技術の開発・普及展開に向けた国際連携研究
日本は世界で最も高齢化が進んだ国であり、介護ロボットをはじめとした先端介護支援技術の開発を進めていることで国際的に知られている一方、国内における技術活用や海外展開は思うように進んでいません。その背景となる制度・文化的要因の比較研究と国際的な知見共有を目的とした研究ネットワーク作りの取り組みを行っています。
人間中心設計・シェアリングエコノミーの国際標準化
従来の資本主義社会における組織経営や社会システムのあり方への疑問が投げかけられる中、人々の健康・幸福(ウェルビーイング)の実現や共生社会への転換に対する期待が高まっています。こうした方向性に向け、人間中心設計思想の応用(例:組織デザイン)やシェアリングエコノミーに関する国際標準化の取り組みを行っています。