The Palgrave Handbook of Workplace Innovationに寄稿しました。

先日発刊されたThe Palgrave Handbook of Workplace Innovationという書籍に、職場の先輩お二人と共に1章寄稿しました。
https://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-3-030-59916-4_13
現場の主体的参加に基づきデジタル技術とデータを活用しながらサービスを再設計していく試みは日本のサービス研究の1つ、サービス工学の特徴的なアプローチですが、本稿ではWorkplace Innovationの観点からみたその特長と原則を紹介しています。
Workplace Innovationは、欧州委員会が主導した、職場の生産性やWell-beingの自律的な向上を促す仕組み作りのことですが、デジタル化とセットで取り組むサービス工学のアプローチは同分野の観点からみても先駆的と捉えていただいたのではないかと思います。取り上げた事例は少し前のものですが、日本のサービス研究をより広いコミュニティに知っていただくきっかけの1つになればと思っています。